花譜(かふ)さんと言えば、あどけなさが残る、なんとも不思議な声が印象的ですよね。
儚げなのに、震えているのに、どうしてだか力強さを感じる。
その魅力的な声に思わず聞き入ってしまう人は多いはず!
「ホットギミック ガールミーツボーイ」「映画大好きポンポさん」などの映画の主題歌・挿入歌を担当されていたりと、日に日に知名度が上がってきています。
そんな花譜さんの魅力を、プロフィール・経歴などからご紹介!
バーチャルシンガー花譜のプロフィール・可不って?
・「日本の何処かに棲む、何処にでもいる、何処にもいない17才」(2021年5月現在)。
花譜さんはなんと現役高校生。デビューした当時は中学生。
「たくさんの人に観測してもらったから花譜は花譜になった」ことから、ファンのことを「観測者」と呼んでいる。

ちなみに私も、観測者の1人です(コソッ)
神椿(KAMITSUBAKI STDIO)所属。6人グループの1人目。メンバーと一緒に歌うことも。
・オリジナル曲の多くを手掛けるのは「カンザキイオリ」さん
ボーカロイド曲「命に嫌われている」「あの夏が飽和する」などで知られるボカロP。
「あの夏が飽和する」に関しては小説が出ていますので、気になる方はぜひ!
・キャラクターデザインはPALOW.さん
「ほんわかした女の子。でもすごい才能を秘めている。」
「雛鳥」の衣装では、才能の象徴としてパーカーに怪物の意匠を入れたとのこと。
ちなみに、パーカーから飛び出して泳いでいる怪物の名前は「らぷらす」。
可不とは
「可能性」+「不可解」→可不
音声創作ソフト「CeVIO AI」とのコラボで、花譜さんの歌声を元にしてできた音声合成ソフト。
「花譜と似ているけど全く違う存在」だと紹介されています。
花譜の経歴

●現在の運営スタッフさんとの出会いは13歳
とある音楽アプリへの投稿をしていた時に、運営スタッフの目に留まったとのこと。
歌い手として知名度があったわけではなく、本当に偶然発見されたようです。
その当時の事を「完全なる素人でしたが、強烈に惹かれるものがあった」という風に話されています。
花譜さん自身は音楽の方へ進みたいという気持ちがあったものの、誰にも打ち明けられずにいたとのこと。
●「ホットギミック ガールミーツボーイ」で初の映画主題歌「夜が降り止む前に」を担当。
原作は相原実貴さんによる少女漫画「ホットギミック」です。
●初のワンマンライブ「不可解」で、ハッシュタグ「#花譜不可解」がTwitterトレンド世界1位になる。
ライブ開催のためのクラウドファンディングでは、目標額500万円をわずか83秒で達成したとのこと。
最終的には4,000万円以上の支援金を獲得し、大きな話題となりました。
●雛鳥→青雀への深化(衣装変化)
幼く可愛らしい印象の衣装から、一気に大人っぽくなりました。
喋り方も最初の頃より随分と変わっていて、成長を感じますね。
●「アンサー」がテレビアニメ「ブラッククローバー」のエンディングテーマに。
ブラッククローバーは、週刊少年ジャンプにて掲載されている王道少年魔法ファンタジーです。
花譜さんは感情をすっごく込めて歌うので、アニソンとの相性が抜群に良いと感じました。
●超没入エナジードリンク「ZONe」の IMMERSIVE SONG PROJECT とのコラボ楽曲「危ノーマル」を製作。
ZONeのコンセプトであるIMMERSIVE=没入をテーマにしています。
今までとは毛色の違うアップテンポでテンションの上がる曲です。
●「HAYABUSA EXPERIENCE by 3.5D×docomo」の5Gの時代をイメージしたイベントで「戸惑いテレパシー」をリリース。
渋谷にあるギャラリー「3.5D by KAMITSUBAKI STUDIO × PARCO」にて、AR・VR体験やオリジナル楽曲『戸惑いテレパシー』のMVを視聴できる展示を開催されました。
●Netflixオリジナルアニメ「日本沈没2020」のエンディング曲「景色」を担当。
「日本沈没」の原作は1973年に発表され、ベストセラーになった小松左京さんのSF小説。
結構暗い感じの物語なので、曲も静かなものになっています。
●キズナアイ×花譜のコラボシングル「愛と花」をリリース。
Vtuberキズナアイさんと一緒に歌っている「ラブしい」「かりそめ」など、収録されています。
どっちも質の違うかわいい声で、すっごく合うんですよね…。
●「映画大好きポンポさん」の挿入歌「例えば」を担当!作詞・作曲はカンザキイオリさん。
pixiv上で80万ビューを達成した「このマンガがすごい!」「マンガ大賞」に入賞した作品が映画に!
「映画を愛する青年と映画に愛された女性が映画制作を通して”自分”を見つけ出す、映画愛に満ちあふれた作品」とのこと。
一体どんなシーンの挿入歌として使われるのでしょうか?楽しみですね!
顔バレ(素顔)情報はある?
今のところ顔バレはないようです。
運営さんの話では彼女のアバターと「雰囲気とか、空気が似てる」とのこと。
元々、現役中学生だった娘の顔出しに抵抗があった親御さんの要望でバーチャルシンガーとしてデビューした花譜さんなので、顔バレについては鉄壁の防御です。
親としては心配ですよね。年端も行かない娘が、矢面に立つことになるかもしれないのですから。
そういった経緯もあり、顔出しで歌う予定は今のところないと思います。
>>神椿メンバー②理芽さんの中の人(前世)情報まとめはこちら!
個人的おすすめ花譜曲4選
①過去を喰らう(オリジナル曲)
私が花譜ちゃんを観測するきっかけとなった歌。一時期YouTubeの広告で流れていました。
この曲から観測者になった方は多いのではないでしょうか。
追記:この曲の対となる「海に化ける」が投稿されました!
ところどころ過去を喰らうに対する歌詞が散りばめられていて…そう、とてもエモい。

語彙力どこ行ったん
②雛鳥(with世界情緒バージョン)
私の「好き」と「好き」が一緒に歌っている曲。いと尊し…。
初期のオリジナル曲なのですが、ヰ世界情緒ちゃん(神椿メンバー)とのコラボで1年ぶりに歌っています。
1年前と歌い方が全然違うんです!ぜひ聞き比べてもらいたい。
>>神椿メンバー③ヰ世界情緒の中の人(前世)情報まとめはこちら!
③あの夏が飽和する(カバー曲)
鬱くしい曲です。
人を選ぶ曲かもしれませんが、刺さる人にはグッサリ刺さって一生抜けない曲だと思います。
実は作曲したカンザキイオリさん自身が書かれた小説もあるので、気になる方はぜひ。

蝉の音だけが響くあの何とも言えない間が、哀しい
④例えば(映画大好きポンポさん挿入歌)
「歩くしかない」の覚悟を感じる歌い方が好き。 感情の込め方がもう、すごい。
パァンッと目の前が弾けて開けるような、「今だ!行け!」という感覚が伝わってきます。
この曲にリンクした内容ならきっと「胸アツ展開」が待っているはず。
映画の方が気になってきますよね!
最後に
あどけなさ残る彼女ですが、以前よりも喋り方も声のトーンも変わってきています。
しぐさ・表情からは変わらず「幼くて可愛い」といった雰囲気がにじみ出ているものの、以前より「芯のある」感じ、なんですよね。
「守ってあげたい」から、「見守りたい」といった印象に変わりました。
嗚呼、大人になっていくんだなあって…(遠い目)。
(ここまでくるともう、完全に孫を見守るおばあちゃんですね)。
「雛鳥」→「青雀」ときて、次はいったい何になるんでしょうか。楽しみですね…!
これからも、変化し続ける花譜ちゃんを観測していきたいと思います!
ではまた!
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